親戚にお中元は送るべき?お断り文面例も紹介

MINI COLUMN

親戚にお中元は送るべき?お断り文面例も紹介

2023.04.17

夏の暑い時期に、日頃からお世話になっている人に向けて感謝の気持ちを伝えるために贈るお中元は、ビジネスパートナーや上司などに贈るのが一般的です。
少し前までは両親や親戚同士でもお中元を贈り合う風習があったのですが、実際にマナー的には贈った方が良いのか、贈らなくても良いのか悩む人もいるのではないでしょうか。
この記事では、親戚間でのお中元事情、人気の品物ランキング、お中元のお断り文面例を紹介していきます。

両親に送るお中元人気ランキング

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両親に送るお中元人気ランキングは、以下のとおりです。

  • ウナギ
  • 和牛ギフト
  • ビールのギフト
  • コーヒー・アイスコーヒー
  • ゼリー
  • ジュース
  • 海鮮丼
  • 米菓

それぞれの品物の人気理由とメリットを解説します。

ウナギ

お中元で人気な品物としてウナギがありますが、「夏バテ知らず」の食材として人気の高級食材で、もらった側にも喜んでもらえる可能性が高いです。
高級食材ゆえになかなか食べる機会のないウナギをお中元でもらえれば、夏バテ気味で食欲が減っていても食べやすく、何を贈るか悩んでいる方におすすめします。
ウナギそのものを贈ることができる反面、老舗のウナギレストランのギフトカードを贈れば、お店でウナギを楽しんでもらうこともできるので検討してみてください。

和牛ギフト

お中元で人気な品物として、大定番の和牛ギフトがありますが、カタログから気になるお肉を選んで取り寄せできる点が魅力です。
カタログギフトにすることで、すき焼き、焼肉、ステーキなど好きな食べ方に合わせた和牛を選べるので、もらった側の満足度も高くなることでしょう。
また、カタログギフトであれば注文してからお肉が届くため、すぐに消費しなくてはいけないわけではないため、食べたいタイミングで注文できるのも良心的です。

ビールのギフト

お中元で人気な品物として、ビールのギフトがあります。大人でお酒好きであれば無難なチョイスであり、いくらあっても喜ばれるためおすすめです。
ご当地のビールを贈ったり、普段よりワンランク上の銘柄をプレゼントすると、日常の食卓を少し贅沢に過ごせるためいい時間を過ごせることでしょう。
また、ビールは賞味期限・消費期限が長いため、毎年複数の方からお中元をもらう人が受け取ってもゆっくり消費できる点も魅力です。

コーヒー・アイスコーヒー

お中元で人気な品物として、コーヒーやアイスコーヒーがあります。特別コーヒーが苦手な方でなければ、喜ばれるでしょう。
高級ブランド、オーガニック、ノンカフェインなどさまざまな種類のコーヒー・アイスコーヒーがあるので、普段は購入しないような高級感のあるものを選ぶと良いです。
最近では美味しいインスタントコーヒーもありますが、コーヒーにこだわりのある方に贈るのであれば、事前にどのようにコーヒーを飲んでいるのか聞いてみると安心です。

ゼリー

お中元で人気な品物として、ゼリーがあります。夏の暑い時期に冷蔵庫や冷凍庫で冷やしたゼリーがストックされていれば嬉しいこと間違いなしです。
夏限定で購入できるフルーツの入ったさっぱりとしたゼリーなどもあるので、ワンランク上の品物をプレゼントしたい方にもおすすめです。
真空状態になっている場合がほとんどですので、ゆっくりと消費できる点もゼリーの魅力であり、いくらあっても困らないため、贈る側も安心です。

ジュース

お中元で人気な品物として、ジュースがあります。デパートなどで購入できるお中元用のジュースは美味しくて飲みやすいものが多いです。
夏の季節の果物を使ったフレッシュジュースや健康を意識した野菜ジュースなどさまざまな種類がありますが、お中元らしい品物を贈りたい方におすすめです。
最近では高級果物店がお中元用のジュースを販売していたりして、ハイクオリティの味を頼めるようになっているため、ご当地もので選ぶのも良いでしょう。

海鮮丼

お中元で人気な品物として、海鮮丼があります。天然マグロやうに、いくら、ホタテなど高級感あふれる海の幸が自宅で食べられるセットが用意されています。
冷凍されているのでスーパーで売っているお刺身などよりも賞味期限・消費期限が長くて、食べたいタイミングで解凍して食べられる点も海鮮丼の魅力です。
特に海鮮類が好きな家族であれば、間違いなく喜んでもらえるでしょう。
ただし、原則冷凍便として発送されるため、いつ届くのかを事前に伝えておくようにしないと入れ違いで受け取りに時間がかかってしまう可能性があります。

米菓

幅広い年齢層に喜んでもらうなら、米菓がおすすめです。
賞味期限や消費期限も長く、お子様からご高齢の方まで楽しめるので、どのようなシーンでも喜ばれます。
また、米菓のお中元は内容量も多いので、ご家族の多い方でも全員で食べられます。

夏ギフト特集

両親にお中元は送るべき?

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結論からお伝えすると、両親にお中元を送るべきかどうかは家庭によって異なりますので、可能であれば家庭内でお中元について話をしてみましょう。
実の親であれば、わざわざお中元を送る代わりに一緒に食事やショッピングをするので良いですが、結婚後の義理の両親にはお中元を贈ると礼儀がある印象を持ってもらえます。
お中元を贈りあうことが労力的・経済的に負担に感じる方もいるので、礼儀だからといって一方的に贈るのではなく、家族間で直接話し合うのが最適ではないでしょうか。

実家へのお中元の相場とは?

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実家へお中元を贈るのであれば、感謝の気持ちと夏を健康に過ごしてくださいという思いが伝われば十分ですので、3,000〜5,000円ほどの相場で用意しましょう。
高額な品物を贈れば良いわけではなく、相手の好みに合った品物、喜んでもらえそうなものを選ぶことが大切ですので、そこまで高額である必要はありません。
住んでいる場所が遠くて年に1度のお中元のやりとりを楽しみにしているのであれば、互いに住んでいる地域の特産品を値段関係なしに送り合うのも良いでしょう。

交流のない親戚にもお中元を送った方がいい?

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家庭によりますが、あなたの家族や親戚が交流の有無に関係なくお中元のやりとりをしているのであれば、贈ることが望ましいです。
ただし、基本的にはお中元には「いつもありがとうございます」の意味が込められているため、ほとんど交流のない親戚に品物を贈る必要はありません。
とはいえ、お中元は長い伝統があるので、各家庭のルールに合わせて、身内に贈る必要があるのであれば、最低限のやりとりをしないと悪い印象を与えてしまいます。

親戚へのお中元に適さないものとは?

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親戚へのお中元に適さないものは、以下のとおりです。

  • 賞味期限が短いもの
  • ギフトカードなどの現金類
  • 寝具
  • 趣味に寄りすぎているもの

それぞれの品物がお中元に適していない理由を解説します。

賞味期限が短いもの

親戚に限らずお中元では、相手がどれだけお中元の品物を受け取るかわからないため、極力賞味期限・消費期限の長い品物を贈るのがマナーです。
近しい間柄で賞味期限が短くても絶対に喜んでもらえるという品物がある場合は例外ですが、そうでない場合は、相手側の負担になりかねません。
賞味期限・消費期限の長いものであれば、相手はゆっくりとあなたからもらったお中元の品を吟味できるので、期限には気をつけましょう。

ギフトカードなどの現金類

親戚同士の近しい間柄で金額がはっきりとわかるようなギフトカード系の現金類を渡すのは、少しマナー違反と言えるでしょう。
「私はあなたのお中元の品物にいくら分用意しました」と直接的に伝えている印象を与えかねないため、失礼に感じる方もいるかもしれません。
一方で、中途半端に食べ物をもらうくらいなら自由に使えるギフトカードが嬉しいという方もいますので、親戚間であれば相談してみるのも一つの方法です。

寝具

お中元に寝具を渡してしまうと、「寝たきり」「病気」のイメージを抱く方がいるため、縁起が悪いものは避けたいという方であれば、あまりおすすめしません
毛布や枕、シーツなど高級感のあるものであれば、使い勝手が良くて喜んでもらえるのでは?と考える方もいますが、相手が悪く受け取らないか懸念しましょう。
事前に相談した上で、寝具をもらえたら嬉しいという相手であれば、寝具を送っても特に問題にはならないでしょう。

趣味に寄りすぎているもの

万人受けが難しそうな趣味に寄りすぎている品物を送ってしまうと、受け取った側は使い方がわからずに困惑してしまうかもしれないため注意が必要です。
ただし、親戚同士の会話の中で釣りが好きだったり、キャンプが好きだったり、具体的な趣味の話をしてたのであれば別の話です。
お中元は相手が喜んでくれそうなものを選ぶことが大切ですので、洋菓子やビールなど一般的な品物でなくてもこだわりがあればそちらを選ぶことは問題ありません。

親戚へのお中元をやめたい場合のお断り文例

さまざまな理由でお中元のやりとりをやめたいのであれば、次回からはお中元のやりとりをやめましょうといった内容のお手紙を送ることができます。

断りの文章はどのように書くのが良いか悩んでしまうかもしれませんが、明確にこちらの意思が伝わりつつ、角が立たない表現をする必要があります。
このような堅苦しい文章を送るのに抵抗がある場合は、直接電話や対面で相談ベースで伝えてみる方法もあります。

お中元は結婚した親同士も送りあうべき?

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少し前までの時代では、結婚した親同士がお中元を贈り合うことが一般常識として認識されていましたが、時代とともに変化しつつあるのが現状です。
従来のお中元のやりとりであれば、結婚した女性側の両親から結婚した男性側の両親の家庭にお中元を送り、やりとりをする流れとなっていました。
その通りにやりとりをすることができますが、家族同士で話し合いをしてお互い送り合うのか、お中元のやりとりはしないのか決めても良いでしょう。

親戚へのお中元を理解しよう

この記事の結論をまとめると、

  • 両親に送るお中元の品物としてウナギ、和牛、海鮮丼など食事系のものが人気
  • 両親にお中元を贈るかどうかは家庭ごとに異なるため、失礼を避けたいのであれば相談する方法もある
  • 実家へのお中元の相場は一般的に3,000〜5,000円ほど
  • 交流のない親戚にお中元を贈る必要はないものの、親戚同士でお中元を贈るのが習慣となっているのであれば送った方が良い
  • 親戚間でお中元のやりとりをやめたいのであれば文面で断ることができる
  • 結婚した親同士がお中元を送り合う習慣はあるものの、時代とともに変化していて送らないことも多い

ということがわかりました。
ビジネスパートナーや上司、友人と違って近しい関係性の親戚だからこそお中元、お歳暮をどうするべきか悩む方も多いでしょう。
近年では、前ほどお中元やお歳暮のやりとりに重きを置いている方は少なくなっていて、家庭や親戚同士の中で相談して決めるケースがほとんどです。
労力や経済的にやりとりに負担を感じているのであれば、失礼にならない表現でお断りをしましょう。

また、親戚にお中元を送る際には、ぜひ新潟味のれん本舗のおせんべいを検討してください。
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お中元やお歳暮の贈り物として多くの方にご用命いただいておりますので、親戚へのお中元にもピッタリです。