贈るコトノハ 味手筥(あじてばこ)をテーマに情景が浮かぶあいうえお作文です。味手筥

あ

「あと一歩」
支えてくれるコトノハと
一緒に届いた味手筥。
パリパリ、
さくさくっと
お米の優しいおいしさが
心にじんわりしみました。
友だちって
ありがたいな。
今度は
私が支える人になりたいです。

じ

「時間よ、とまれ!」
大好きな人と海へ
ドライブに行ったときのこと。
車をとめて海を眺めながら一休み。
のどを潤したお茶と
七種のおいしさの味手筥。
あれから何年経ったでしょう。
今もリビングで家族が揃うと
味手筥がそっと和みのひとときを
演出しています。

て

テーブルの上のキュートな包み。
今日のおやつは味手筥。
「いただきます!」おいしくて手が止まらない。
あっという間に空っぽです。
「お兄ちゃんたちに、なんて言おう」
泣きそうなボクに
お母さんが笑って言いました。
「心配しなくても、お兄ちゃんたちの分は
ちゃんとありますよ」。

ば

ばーば、じーじ
ありがとう!
お誕生日、お節句、入学、
進級、卒業、クリスマス…
節目ごとに贈られてきた味手筥。
いつも温かく見守って下さいました。
おふたりの笑顔は
いくつになっても忘れない。

こ

心を込めて焼き上げた
ひと粒 一枚
つくりたてをお届けします。
ホタルが舞い、雪の華が舞う
越路の里から
四季折々に贈って楽しい宝箱
みんなに愛されて幾年月
つくり手の温もりが伝わります。

バックナンバー