取引先に手土産を持っていくときのマナー|費用相場や選び方も解説

MINI COLUMN

取引先に手土産を持っていくときのマナー
費用相場や選び方も解説

2022.12.16

今後お世話になる取引先に良い印象を与えたい場合、手土産を持っていくのが良いでしょう。マナーに気をつけて相手に手土産を渡したり、相手に喜んでもらえるような手土産を選んだりすることで、良い関係を築くためのきっかけになる可能性が高まります。

本記事では、取引先に手土産を持っていくときのマナーや手土産の選び方、費用相場、のしと表書きの必要性などについて解説します。

取引先に手土産を持っていくときのマナー

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取引先に手土産を持っていく際は、以下のマナーに注意しましょう。
・渡すタイミングに注意する
・上司が渡すのがマナー
・袋から取り出して正面を向けて渡す

それぞれの内容を詳しく解説します。

渡すタイミングに注意する

渡す際は、相手が手土産をしっかりと確認できるタイミングで渡すようにしましょう。会社の入り口や受付などでいきなり渡すことは避けてください。

ご挨拶に伺った際は、訪問先の応接室などに座り、互いに挨拶や自己紹介を終えた後に渡すのが良いでしょう。また感謝を伝える意味で伺った場合には、お礼を直接伝えた後に渡すのがマナーです。

商談では、話をする前に渡してしまうのもマナーに反します。そのため、要件が済んでから最後に渡すのが良いでしょう。

また会食の場合、食事の前に渡してしまうと相手の邪魔になってしまう可能性があります。この場合でも、最後の帰り際になってから渡すのがベストだと言えます。

上司が渡すのがマナー

取引先に伺った場合は、上司が手土産を渡すのがマナーです。また相手に対しても、目上の方に渡すようにしましょう。

袋から取り出して正面を向けて渡す

手土産は必ず袋から取り出して渡すようにしましょう。ただし、オフィスの外で渡す場合は、相手が持ち運びやすいように袋のまま渡しても問題ありません。袋のまま渡す場合は、「袋のままで失礼いたします」と一言添えましょう。

渡す際にはパッケージの正面を相手に向け、文字が見える状態で渡すようにしましょう。このとき、直接向き合う形で手渡すのがマナーです。

取引先に持っていく手土産の選び方

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取引先に持っていく手土産を選ぶ際は、以下の点に気をつけましょう。

➀オフィスでも食べやすいもの
➁個包装で分けやすいもの
➂日持ちするもの
C特別感のあるもの
D高すぎるものは避ける

➀オフィスでも食べやすいもの

相手はビジネスマンであるため、仕事をしながら片手間にサクッと食べられるようなものを選ぶのがおすすめです。またお菓子の粉が散らかったり、手が汚れたりするものも避けましょう。

➁個包装で分けやすいもの

個包装のお菓子は、複数人で分けやすいメリットがあります。他の社員と分け合って食べやすいため、相手から喜んでもらえる可能性が高いでしょう。

➂日持ちするもの

手土産には食べ物を選ぶケースがほとんどですが、食べ物の場合は賞味期限や保存方法などに注意する必要があります。そのため、賞味期限が極端に短かったり保存方法がデリケートだったりするものを選んでしまうと、相手に負担をかけさせてしまうかもしれません。

そのため相手が好きなときに食べられるように、賞味期限が長く、保存しやすいものを選ぶことをおすすめします。

C特別感のあるもの

どのお店でも買えるようなものを選んでしまうと、適当に選んだ印象を与えてしまいかねません。丁寧に選んだ気持ちを伝えるためには、特別感のあるものを購入することをおすすめします。

手土産の質の高さが伝わるように、パッケージのデザインや包装にも高級感・こだわりを感じさせるものを選ぶのが良いでしょう。

D高すぎるものは避ける

極端に高価な手土産を渡すことは避けましょう。値段が高すぎるものを相手に渡すと、相手を恐縮させたり、気を使わせてしまったりする可能性があるためです。

取引先に持っていく手土産の費用相場

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取引先に渡す手土産は高すぎないものを選ぶ必要がありますが、逆に安すぎるものでも失礼にあたるため、注意が必要です。目安としては、2,000〜5,000円ほどのものにするのがおすすめです。

取引先に持っていく手土産に「のし」と「表書き」は必要?

取引先への手土産の場合、表書きやのしはなくても問題ありません。ちなみに、のしとはお祝い事などで添える飾りを言います。また表書きとは、贈り物の目的を記したのしの上の段に書く文字を指します。

フォーマルな場でなら、菓子折りにのしと表書きをつける必要があります。しかし取引先へのお礼やご挨拶として贈る手土産の場合は、のしと表書きをつけなくても構いません。なぜなら、のしと表書きをつけることで固い印象を与えてしまう可能性があるからです。

つけてもあまり問題ありませんが、その場合は仰々しくなりすぎないように注意する必要があります。のし紙を細長い短冊状にした「短冊のし」を使用すれば、過度になりすぎない程度に丁寧な印象を与えられるでしょう。

表書きは、「御礼」や「御挨拶」など、シーンによって使い分けるようにしてください。のしの下には、贈り主の名前を記載します。

のしをかける場合は、水引の形や色にも注意しましょう。取引先への贈り物の場合は、紅白の蝶結びにするのがおすすめです。

紅白の色を選ぶことで、「おめでたいこと」である印象を与えられます。また蝶結びは何度も結び直せるため、「相手に何度でもお会いしたい」という意味を持たせることができます。

まとめ

取引先に手土産を渡す際は、渡し方やタイミングに注意しましょう。またオフィスでも食べやすいものや個包装になっていて分けやすいものなどを選ぶのがおすすめです。

手土産の価格帯は、安すぎず高すぎないものを選ぶ必要があります。具体的には、2,000〜5,000円ほどのものを選ぶのが良いでしょう。

のしと表書きは、固い印象になるため原則必要ありません。しかしつける場合は、仰々しくならないよう短冊のしを選ぶのがおすすめです。

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またパッケージにもこだわり抜いており、特別感のある見た目となっているため、取引先の方にも喜んでいただけるでしょう。相手に好印象を与える手土産をお探しの方は、ぜひチェックしてみてください。