
MINI COLUMN
せんべい・おかきは太る?他のお菓子との比較や太らない食べ方を紹介します
お菓子は食べ過ぎると太ってしまうイメージがありますが、せんべい・おかきは比較的カロリーや糖質が低いお菓子です。しかし、どんなお菓子でも食べ過ぎはだめですので、どのくらいまでなら食べてもいいのかをお伝えします。
本記事では、太る・太りにくいせんべいの食べ方について詳しく解説します。他のお菓子とのカロリーや糖質の比較もしますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
せんべい・おかきはカロリーが低く太りにくい!

ダイエットに成功した人が、間食にせんべいを食べていた話を耳にしたことはありませんか?せんべいは他のお菓子と比べると、カロリーや糖質が低めです。食生活や運動量によって個人差はあるにしろ、どうしても間食をしたくなった時は、カロリーや糖質が低いお菓子を選ぶとダイエットにいいでしょう。
食事や間食を選ぶ際は、ダイエット中の方に限らずカロリーや糖質を気にして選ぶことが多いと思います。「日本食品標準成分表」を元に、代表的なお菓子100gあたりにおけるカロリーや糖質の一覧表を作りましたので、参考にしてください。
種類 | 100gあたりのエネルギー(kcal) | 100gあたりの糖質(g) |
---|---|---|
醤油せんべい | 368 | 88.4 |
揚げせんべい | 458 | 75.9 |
クッキー | 513 | 65.2 |
ショートケーキ | 314 | 44.3 |
レアチーズケーキ | 349 | 21.9 |
ベイクドチーズケーキ | 299 | 24.4 |
ホットケーキ | 253 | 47.4 |
ドーナツ(プレーン) | 367 | 63.4 |
ミルクチョコレート | 550 | 59.3 |
ホワイトチョコレート | 588 | 58.2 |
アーモンドチョコレート | 562 | 40.1 |
参照元:文部科学省『食品成分データベース 日本食品標準成分表2020年版(八訂)』を元に作成
表を見ると、せんべいは意外とカロリーや糖質が高いと感じるかもしれません。しかし、少し違った視点で考えてみましょう。
例えば、お菓子一個あたりの重量で見ると、以下のようになります。
種類 | 1個あたりの重さ(g) | 1個あたりのエネルギー(kcal) | 1個あたりの糖質(g) |
---|---|---|---|
醤油せんべい | 20 | 73.6 | 17.7 |
揚げせんべい | 20 | 91.6 | 15.2 |
クッキー | 10 | 51.3 | 6.5 |
ショートケーキ | 100 | 314 | 44.3 |
レアチーズケーキ | 100 | 349 | 21.9 |
ベイクドチーズケーキ | 100 | 299 | 24.4 |
ホットケーキ | 50 | 126.5 | 23.7 |
ドーナツ(プレーン) | 50 | 183.5 | 31.7 |
ミルクチョコレート | 50 | 275 | 29.7 |
ホワイトチョコレート | 50 | 294 | 29.1 |
アーモンドチョコレート | 5 | 28.1 | 8.0 |
※一般的な商品で計算しています。
このように一個あたりで比較すると、せんべいは他のお菓子と比べてエネルギーや糖質が低めだとわかります。特に、せんべいは小分け包装になっていることが多いので、食べ過ぎを防げます。逆に、ケーキやドーナツなどは、カロリーや糖質の過剰摂取につながりやすいので、注意しましょう。
ダイエットで大切なのは、間食でどれくらいのエネルギーと糖質を摂取しているかです。どうしても間食をしたくなった時は、小分け包装になっていて少量で満腹感が得られるお菓子がおすすめです。
せんべいとおかきの違いは?
せんべいとおかきは形や食感の他に、使われている原材料が異なります。基本的にはせんべいはうるち米、おかきはもち米を使用しているのが特徴です。
せんべいにはうるち米で作られている物以外に、小麦粉や馬鈴薯のでんぷんを原料にしたせんべいもあります。本記事では、うるち米で作られているせんべいを参考にしていますので、ご注意ください。
「おかき」は元々「おかきもち」と呼ばれていました。5センチ以上の四角に切った餅を干し、焼き上げて作られます。
また、「あられ」はおかきよりも小粒な物を指します。丸く焼きあがった形が、空から降ってくるあられに似ていることから「あられ」と名付けられました。
せんべいとおかきを比べると、おかきの方が製法に手間がかかることが特徴です。せんべいは残り物を使った庶民のお菓子として受け継がれてきました。また、おかきはお供え物をおいしくいただくための知恵として愛されてきた歴史があります。
せんべい・おかきを食べていて太る3つの原因

せんべい一個あたりのカロリーや糖質は、他のお菓子よりも低いことをお伝えしました。しかし、どんなにカロリーや糖質が低めでも、食べ方を間違えるとダイエットになりません。そこで、せんべいを食べている人が太ってしまう原因を3つご紹介します。
➀せんべい・おかきの食べ過ぎ
一つ目の原因は、せんべいの食べ過ぎです。一個あたりのカロリーや糖質が低くても、枚数が増えればケーキやドーナツなどを食べているのと変わりません。せんべいがおいしいと手が伸びてしまいますが、食べる量には気を付けましょう。
➁味付きのせんべい・おかきを食べている
二つ目の原因は、味付きのせんべいを選んでいることです。特に、ざらめや砂糖がかかっているせんべいは、カロリーや糖質がプラスされる傾向があります。また、香辛料がかかったせんべいも食欲が増しやすいため、ダイエットには不向きです。
➂揚げせんべい
三つ目は揚げせんべいを食べていることが挙げられます。揚げせんべいは名前のとおり油で揚げているため、焼きせんべいよりもカロリーが高いからです。ダイエットにはスナック菓子や揚げ物を控えた方がいいので、揚げせんべいも避けた方がいいでしょう。
太らないダイエット中におすすめせんべい・おかきの食べ方

せんべいの種類や食べ方によっては、太りやすくなることをお伝えしました。ここからは、ダイエット中にせんべいを食べる際におすすめの方法をご紹介します。お腹が空いてしまった時は、ぜひ参考にしてみてください。
➀1日1つ食べる
ダイエット中にお菓子を食べるときは、食べる量を決めておきましょう。せんべいの場合は、1日1枚が理想です。もしお菓子を食べ過ぎてしまう場合は、食事制限が厳し過ぎないか見直してみましょう。
例えば、炭水化物を制限している場合は、食事が摂れないストレスからお菓子を食べたくなっている可能性があります。炭水化物をまったく食べないのではなく、茶碗で小盛りにするなどの工夫をしてみましょう。また、食べる分のお菓子以外は視界に入らないようにするのも一つの方法です。
➁シンプルな焼きせんべいがおすすめ
ダイエットには、シンプルな焼きせんべいを選ぶのがおすすめです。甘みの強いせんべいは食欲を刺激しやすいので、避けるようにしましょう。
シンプルな焼きせんべいは、お米本来の香ばしさや甘みが味わえるため、少量でも食べ応えがあります。ダイエット中は食べ過ぎを防ぐために、量よりも質を重視してせんべいを選ぶといいでしょう。
➂よく噛んで食べる
せんべいをよく噛んで食べるのも、ダイエットに役立ちます。食べ物をゆっくり咀嚼すると、少量でも満腹感が得られやすいと言われています。また、内臓脂肪の分解を促す効果も期待できるようです。
「平成21年国民健康・栄養調査結果」では、早食いの習慣がある人ほど肥満度が高いという研究結果が報告されました。早食いの人は噛む回数も少ない傾向があり、脳が満腹感を得るまで食べ過ぎてしまうことが原因として考えられます。
せんべいは硬い物が多いので、脳の活性化や食欲抑制につながることが期待できます。ダイエット中は枚数を決めて、ゆっくり味わうように食べるのがおすすめです。
➃食べる時間に注意する
夜にせんべいを食べてしまう人は、注意が必要です。何故なら、夜は食事から摂ったエネルギーが消費されず、体脂肪として蓄積されやすいからです。また、夜間の食べ過ぎは睡眠の質が低下し、その日の疲れがリセットしづらくなります。
せんべいを食べる時間帯は、活動量の多い午前中から夕方までと決めておくのがおすすめです。夕方以降は間食を控え、寝る3時間前までには食事を済ませるようにしましょう。
➄他のお菓子を食べたくなった時に代わりに食べる
ダイエット中は、食べ物のことで頭がいっぱいになってしまうことも多いのではないでしょうか。食べたい物を我慢し過ぎるのもストレスになり、反動で食べ過ぎてしまっては意味がありません。ダイエット中の食欲をコントロールするには、太りにくいお菓子を選べば適度なストレス発散になるでしょう。
例えば、ケーキやチョコレートではなくせんべいを選ぶと、ダイエットで挫折しにくくなります。他のお菓子に目移りしそうになった時にせんべいを食べることで、満足感につながるでしょう。
まとめ
せんべい1枚あたりで考えると、ケーキやドーナツよりもカロリーや糖質が低めだと解説しました。ただし、食べ過ぎは禁物で、よく噛んだり1日1枚だけ食べたりするなどのルールを決めるのがおすすめです。せんべいの種類も砂糖や香辛料がトッピングされてない物を選びましょう。
『新潟味のれん本舗』では、個包装で食べきりサイズのせんべいやおかきを取り扱っています。袋を開けた時に広がる香ばしさや、噛んだ瞬間に口の中に広がるお米本来の甘みが楽しめます。市販品では味わえない工場直送のこだわりのせんべいを、ぜひお楽しみください。