
MINI COLUMN
せんべい・おかきは何歳から食べられる?チョコレートやアイスはいつからOK?
赤ちゃんに歯が生え始め食事をするようになったら、様々な食体験をさせてあげたいものです。しかし、まだ発達途中にある赤ちゃんには、与えるおやつには注意が必要です。そこで本記事では、せんべい・おかき、また他のお菓子を与えるタイミングについて解説しますので、参考にしてください。
普通のせんべい・おかきは何歳から食べられる?

大人と同じ普通のせんべい・おかきを食べられるようになる目安は、1歳半です。この頃には離乳食を終え、奥歯が生えてきて硬いものも食べられるようになります。
おやつには栄養の摂取だけでなく、親や年上の兄弟と一緒に食を楽しむ目的もあります。せんべい・おかきはその硬さから、まだ食べたことがない食べ物にチャレンジする第一歩となるでしょう。安全に食べるためには、月齢に関わらずしっかり噛んで食べられるかどうかを、親御さんが見守り判断してあげることが大切です。
赤ちゃんせんべいは何歳から食べられる?
赤ちゃんせんべいとは、離乳食完了前の赤ちゃんを対象にした食べやすいせんべいです。6ヶ月頃から食べられると表記されているものが多く、対象月齢ごとに味付けや固さが異なる商品が販売されています。
ただし表記の月齢はあくまで参考で、成長の個人差により上手く噛めるかどうかは異なります。そのため離乳食の進み具合を元に、赤ちゃんせんべいを与えた時はきちんと食べ終われるかどうかを見守りましょう。
せんべい・おかきに含まれるアレルギー成分

せんべい・おかきを赤ちゃんに食べさせて良いかどうか判断する時には、アレルギーも確認しましょう。最も一般的なせんべいとして醤油せんべいを例に挙げると、せんべいには米、醤油には大豆が原料として含まれています。また、商品によっては小麦が使われているものもあります。
これらのアレルギーを持っている場合は、一般的なせんべい・おかきを与えないよう気をつけましょう。また、せんべい・おかきの種類は多岐にわたるため、それぞれの味付けに含まれる成分を確認する必要があるでしょう。
せんべい・おかきが幼児のおやつにおすすめの理由
せんべい・おかきが食べられる月齢になったら、おやつに出すメリットもあります。せんべい・おかきが幼児のおやつにピッタリである3つの理由を紹介します。
- 小さいサイズのものがあり食べやすい
- 糖分が多くない
- 口でふやかせるので食べやすい
➀小さいサイズのものがあり食べやすい
せんべい・おかきのサイズの種類は豊富であり、個包装のものも多く販売されています。子ども用には小さいタイプのものを選べば、手に持ちやすく一度で食べきりやすいです。小さな子どもは一度にたくさん食べられないため、小分けにできるお菓子は大変重宝するでしょう。
➁糖分が多くない
せんべいの原料はお米ですので、お米の甘みを主体とした味付けがされているのが一般的です。砂糖を加えたお菓子と異なり、糖分が多くないため糖質の摂り過ぎや虫歯が気になる子どものおやつにおすすめです。ただし、せんべいの味付けはしょっぱいことから塩分が高いものも多いため、やはり食べ過ぎには注意が必要でしょう。
➂口でふやかせるので食べやすい
せんべい・おかきは、噛む力が強くない子どもでもふやかしながら食べられるため、おやつに向いています。お米は噛めば噛むほど甘みが出る特徴があり、しっかり噛んで味わう習慣が身につきやすいでしょう。ふやかしながら噛んで食べることは、口を動かすトレーニングにもなります。顎を使う刺激は脳を活性化させると言われていますので、子どもの成長にとってメリットになるでしょう。
せんべい・おかき以外のおやつはいつから食べられる?

子どもの食育のためには、おやつの種類を豊富にして食べる楽しみを体験させてあげたいものです。多種類のおやつを与える際には、それぞれ注意点もあることを覚えておきましょう。
以下の4つのおやつにおける注意点をまとめました。子ども個人の体質により異なる点もあるため、親御さんの最終判断は欠かせませんが、参考としてご活用ください。
- チョコレート
- ポテトチップス
- クッキー
- アイスクリーム
チョコレート
チョコレートは比較的味が濃いため、板チョコレートなどを食べ始めるのは味覚が安定する3歳以降がおすすめです。チョコレートにはポリフェノールやミネラルなどが含まれていますので、栄養摂取の点でメリットがあります。しかし、子どもが好む甘いチョコレートには糖分が多く含まれているため、食べ過ぎや虫歯予防に注意が必要です。
ポテトチップス
ポテトチップスや他のスナック菓子は、離乳食を終えて噛んで飲み込めるようになれば食べられます。ただし、ポテトチップスは薄く割れやすいため口いっぱいに頬張って窒息してしまう危険がありますので、食べる際には親御さんが見ておくことをおすすめします。また、カロリーや塩分が高いため与える量にも注意しましょう。
クッキー
クッキーはシンプルな味付けのものであれば、離乳食を終えたタイミングで食べられます。ただし、チョコレートや香料などを使用した味の濃いものは3歳以降が良いでしょう。クッキーの原材料には小麦や卵、バターなどが含まれるため、アレルギーには注意が必要です。
アイスクリーム
アイスクリームは離乳食を終えた1歳過ぎから食べられます。ただし、赤ちゃんの味覚は敏感なため、冷たく甘みが強いアイスクリームを与え過ぎてしまうと味覚の成長に影響を与える可能性があります。また冷たい食べ物は胃腸に負担を与えるため、やはり量に気をつけましょう。
まとめ
せんべいは、離乳食を完了した1歳半から食べ始めるのが目安です。しっかり噛んで食べられるようになるには個人差があるため、親御さんが見守りながら少しずつチャレンジしてみましょう。せんべいには噛むトレーニングをしつつ、素材の甘みを味わう食育としてのメリットもあります。
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