お中元を発送する時のマナーとは? | メリットと地域による違いも解説

MINI COLUMN

お中元を発送する時のマナーとは? | メリットと地域による違いも解説

2023.04.17

お中元の発送についてのマナーを知っていますか。
お中元の発送は、相手の立場で考えるのが重要です。
本記事では、お中元を発送する際のマナー・お中元を発送するメリット・地域による贈る時期の違いなどをまとめました。
お中元を贈るときの参考としてお役立てください。

お中元は発送してもマナー違反にならない

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お中元は発送してもマナー違反にはなりません。
お中元は、日頃からお世話になっている上司や親戚などに、感謝の気持ちを込めたお礼として贈るものです。
そのため相手方に訪問して手渡しするのが正式な方法となります。
しかし近年は発送する方法が主流です。
お中元で最も大切なのは相手への感謝の気持ちとなるため、発送でも大丈夫だとされています。
気持ちを伝えられるなら、直接訪問しても発送してもどちらでも構いません。
また、相手に感謝を伝える行為であるため、喪中であっても関係なく贈れるのもお中元です。

多忙で訪問の時期を合わせられない人が増えている

お中元の発送がマナー違反ではないのは、多忙で訪問の時期を合わせられない人が増えているのも理由の1つです。
共働きの家庭も多いため、普段は誰もいない家も多いでしょう。
時間指定ができる発送の方が、受け取る相手に迷惑がかかりません。
ただし以下の点には注意してください。

  • 仕事や旅行中だと荷物が受け取れない可能性がある
  • 品物によっては冷蔵庫・冷凍庫に空きが必要になる

そこで挨拶状は忘れないようにしましょう。

お中元より早く挨拶状が届くよう手配する

挨拶状は、お中元が着く前に相手方の手元に届くように手配しましょう。
お中元は相手への感謝の印でもあります。そこで手を抜かないようにしましょう。

  • 会社の上司や取引先の方
  • 年配の方
  • マナーに厳しい方

こうした方々に贈るなら、挨拶状は必須です。もし送れない場合は、事前に電話で連絡しておいてください。
お中元がいつ届くのかも伝えておくと、相手が受け取りやすくなります。

お中元を発送するメリット

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お中元を発送するメリットを紹介します。 特に以下の2点は発送ならではなので、注目したいポイントです。

  • ネットショップを使うと品物を選びやすい
  • 宅配サービスが利用できる

ネットショップを使うと品物を選びやすい

お中元を発送するためにネットショップを使うと、品物を選びやすいのが発送のメリットです。
ネットショップなら、自宅にいながらさまざまな商品の情報やレビューを確認できます。
スマホを使えば隙間時間が活用可能です。
地域の特産品を取り扱っているお店もあります。
リアル店舗よりも、自分と相手の双方にとって便利です。
お中元用として細かな包装まで任せられるのもネットショップの強みと言えます。

宅配サービスが利用できる

宅配サービスが利用できるのも発送のメリットです。
発送なら日時指定も可能で、配送状況の問い合わせもできます。
大きな荷物を持ち運ぶ必要もありません。
これらの恩恵を受けられるのは発送だけです。特に日時指定は非常に大きなメリットでしょう。挨拶状とセットにすることで、相手方も受け取る準備ができます。
包装や熨斗もプロが対応してくれるので、自分でやるより安心です。

お中元を発送する際に知っておきたいマナー

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お中元を発送する際には、知っておきたいマナーがあります。
相手が失礼だと感じないよう、以下の4つは特に意識しておきましょう。

  • 金額は5,000円程度を目安にする
  • 挨拶状はなるべく送る
  • 配送日時は事前に確認しておく
  • 相手の職種を確認する

金額は5,000円程度を目安にする

お中元の金額は、5,000円程度が一般的です。
相手との付き合い方や関係によって変わりますが、あまりにも高額だとお中元には向いていません。
むしろ受け取った側が困惑してしまいます。
また、前年に贈っていた場合は差額にも気をつけてください。
差額がありすぎると悪い印象を与えかねません。
これから何度もお中元を贈ろうと考えているのなら、ある程度予算を決めておくことをオススメします。
下記に参考価格を明記していますので、参考にしてくださいね。

家族・親戚 上司 特別お世話になった人
3,000円程度 5,000円程度 10,000円程度

挨拶状はなるべく送る

挨拶状は、なるべく送りましょう。
発送の場合、挨拶状の添付が難しいことも多いため、つい品物だけを送ってしまいがちです。
しかし、お中元には時期の挨拶という意味もあるため、品物だけを送るのはマナー違反となってしまいます。
マナー違反とならないためにも、相手の手元にお中元が届く前に挨拶状を郵送しておきましょう。
また、挨拶状は手紙で出すことが最も丁寧な方法です。
ハガキでも失礼にはなりませんが、手紙の方が良い印象を与えやすい効果があります。
なお親しい間柄なら、メールや電話でも失礼にはあたりません。

種類 相手
手紙 ビジネス関係の相手
上司
先生など目上の人
ハガキ 誰に対してでも使える
メール 普段からメールでやり取りしているくらい親しい人
電話 普段から電話で楽しく話している人

以上のような違いがあります。誰に贈るのかで使い分けると良いでしょう。

配送日時は事前に確認しておく

お中元を手配する前に、必ず受け取りが可能な日時を相手に確認しておきましょう。
確認せずに手配してしまうと、以下のデメリットが生じてしまうことがあります。

  • 再配達手配の手間がかかる
  • 品物によっては鮮度が落ちる

相手への感謝の気持ちを伝えるはずのお中元で、このような手間は避けたいものです。
日時を確認する際は、さり気なくスケジュールを確認すると良いでしょう。
確認した日時で手配し、送り状で連絡するとスムーズです。

相手の職種を確認する

全ての職業や企業がお中元を受け取れるわけではありません。
そこで相手の職種は確認しましょう。規則で禁止されているため、贈ると逆に相手に迷惑をかけてしまうケースがあります。
代表格として挙げられるのが公務員です。
しかし一部の民間企業でもお中元を受け取っていません。
もし贈ってしまうと、返送の手間を取らせてしまうことにもなりかねません。
お中元を発送する際は、相手が受け取れるかどうかも事前に確認しておきましょう。

お中元を発送する時期は地域によって違う

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お中元は、1年の上半期の感謝を表す贈り物です。
そのため、夏に贈ることが一般的とされています。
しかし地域によって贈るタイミングが異なるため注意が必要です。場合によっては「既にお中元のシーズンが終わっていた」なんてこともあり得ます。
具体的なシーズンを以下にまとめたので、ぜひ参考にしてください。

地域 お中元の時期
北海道 7月中旬〜8月15日まで
東北・関東 7月初旬〜7月15日まで
北陸 7月前半〜8月15日まで
東海・関西・中国・四国 7月中旬〜8月15日まで
九州 8月1日〜8月15日まで
沖縄 旧暦の7月15日まで

このようにシーズンが地域によって大きく違います。
不安な場合は、確認してみるのも良いでしょう。
沖縄県はお盆の行事を旧暦に合わせて行うため、お中元も旧暦に合わせるのがマナーとされています。

お中元の発送はマナーを守って贈ろう

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近年、お中元を発送で送る人が増えています。
手渡しが最良の方法とされていますが、発送でもマナーとしては全く問題ありません
ただし贈る際は、事前に挨拶状が届くように手配しましょう。
お中元はネットショッピングを使うと様々な品物の中から選べます。
宅配サービスを利用すれば、包装や熨斗までしっかり対応してくれるため安心です。
相手への感謝の気持ちを忘れずに、その立場になってどうすれば嬉しいかを考えてみましょう。
そうすることで、自然とマナーを守ったお中元の発送方法になりますよ。
また、お中元を送る際には、ぜひ新潟味のれん本舗のおせんべいを検討してください。
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お中元やお歳暮の贈り物として多くの方にご用命いただいており、お気持ちのこもったお中元としておすすめです。